五月人形は何歳で買う?何歳まで飾る?飾る時期や期間、注意点を解説
男の子が生まれると、お子様の健やかな成長を願って、端午の節句には五月人形を飾ります。
この五月人形は鎧、兜の具足をつけた武者姿の厳めしい姿をしており、その具足が子どもの体を守ってほしいという願いも込められています。
さて、この五月人形は男の子が生まれてから何歳で買うのがいいのでしょうか?
また何歳まで飾るのか?
飾る期間は?
などの五月人形はいつからいつまでという期間の疑問が多くあります。
そこで今回は、そんな五月人形は何歳で買うのか、いつまで飾るのか、飾る期間について解説します。
Contents
五月人形は何歳で買う?いつから飾り始めるの?
さて、男の子が生まれたら五月人形を何歳で買うのがいいのでしょうか?
本項ではその疑問について解説します。
初節句のお祝いは0歳から
五月人形を何歳で買うか。
その答えの一つとして男の子が生まれてから初めての端午の節句、すなわち初節句に合わせて購入するというのが一般的です。
では、初節句というのはいつのことを言うのでしょうか。
例えば5月5日に生まれた赤ちゃんの初節句はその当日ということになります。
しかし、実際のお祝いは、お宮参り(生後30日前後)を基準としております。
よって、生まれて初めての端午の節句がお宮参りの前に来る場合は、お祝いを翌年に延ばすことが多いといわれます。
五月人形は誰が購入するの?
次に五月人形は誰が購入するかについて解説します。
さて、五月人形は誰が購入するのでしょうか?
その答えは母方の両親が買うというのが一般的です。
その理由は、娘が嫁ぐとなかなか、母方の両親はお孫さんに会えないという事情があります。
よってお孫さんが誕生した折には節句人形を買って嫁ぎ先に届けに行っていたという風習からきています。
しかしこれは少し古い風習で今は少し違います。
現代では夫婦の家庭それぞれでお金を折半して出し合い、五月人形を購入するケースが増えているようです。
また、雛人形は母方、五月人形は父方にするというような場合もあるようです。
五月人形を飾る年齢は何歳まで?
さて、五月人形は0歳から飾るのがいいということで、何歳で買うかがわかりました。
次は、子どものころに買った五月人形をいつまで飾るのかについて解説します。
五月人形を初めて飾る年齢は、0歳の初節句であることが一般的です。
しかし、五月人形に関して何歳まで飾るという期限は決められていません。
理由は五月人形というものが、両親や祖父母の願いを込めて飾る節句人形だからです。
ですが、もし期限を決めるとすると、成人式を迎えたり、社会人になるために家を出たりと子供が自立したタイミングがその時ではないかと言われています。
五月人形を飾る時期と注意点
最後に五月人形を飾る期間について解説します。
こちらも特に決まりはありませんが、一般的には4月中旬から5月中旬くらいまで一か月ほど飾るのがいいといわれています。
ただし、初節句の場合はこれより少し早く4月初旬頃から飾るのがいいといわれています。
ここで一つ注意しなければならないのは、五月人形の一夜飾りはタブーだということです。
ダメな理由は、五月人形は男の子の身代わりに厄を引き受けてくれるものなので、一夜だけだと本節句に間に合わなくなるのからです。
また、葬儀を連想させるので縁起が悪いといわれています。
五月人形は何歳で買う?何歳まで飾る?飾る時期や期間、注意点を解説【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は五月人形を何歳で買うのか、いつまで飾るのか、五月人形を飾る時期や期間について解説しました。
子どもが生まれるのはとても喜ばしいことです。
そして、子どもには健やかに丈夫に育ってほしいというのはいつの時代も変わりません。
是非この記事を参考に端午の節句を祝ってあげてください。