入試でひらがなは減点対象?採点基準をどうなるの?受験生の疑問を解決!
受験生は、趣味や部活、友人との楽しい時間もちょっと我慢して、第一志望校を目指して頑張り続けています。
だからこそ、入試ではちょっとした失敗は避けたいもの!
そこで気になってくるのが採点基準です。
ちょっとしたミスが大きく減点されるのかどうか、入試前にきちんと把握しておきたいものですよね。
例えば、歴史や社会の試験にひらがなで回答した場合、どのように採点されるのでしょうか?
漢字間違いは減点対象になるのでしょうか?
高校入試と大学入試の両方を取り上げ、歴史や社会のひらがな回答について、どのように判断されるのかを調べてみました!
受験生の皆さん、是非参考にしてみて下さいね。
Contents
入試でのひらがな回答は減点されるの?
高校入試では減点される?!
答え自体は正解であっても、人名や国名といった固有名詞の漢字まではきちんと覚えていないことって結構あるんですよね・・・。
これは暗記の多い教科の、入試における受験勉強あるあるとも言えるかもしれません!
一生懸命暗記した結果、耳で音として覚えてはいても実際に漢字で書くことができない・・・。
受験生なら、模擬テストなどで一度くらいはこのような経験したことがあるのではないでしょうか?
さて、ここで気になるのが、入試において、歴史や社会の教科にひらがなで回答しても問題ないのかということ・・・。
この疑問を解決していきましょう!
まずは、高校入試の場合です。
実は高校入試問題では、特に社会の問題の問いに「漢字で書きましょう」といった指示がなされているのが一般的です。
このような指示がわざわざある問題に関しては、漢字でなくひらがなで回答した場合、減点対象になると考えて間違いないでしょう。
また、高校入試では、理科の問題でもひらがなでなく漢字指定されることがあるようです。
このことを踏まえて、高校入試を控えた受験生の皆さんは、社会や理科などの教科では、できる限り回答を漢字で書けるようにしておくことをおすすめします!
大学入試では減点される?!
入試において、歴史や社会などの教科の問題にひらがなで回答した場合、減点されてしまうのか否か・・・。
大学入試の場合はどうなのでしょうか?
大学入試でも、高校入試同様に、問題文に「漢字で書きましょう」と指示がなされるものなのでしょうか?
受験生の皆さん!
ご想像の通り、さすがに大学の入試においては、そこまで丁寧な問題が出題されることはないと理解して間違いありません!
もちろん、問題の出題傾向は各大学ごとに異なるため、上記のような非常に丁寧な出題をしている大学だってあるかもしれませんが・・・。
しかし基本的には、わざわざ漢字で回答するように促すような問題文はないと考えておきましょう。
大学の入試の問題で、わざわざ漢字で回答するように促さないのは、漢字で回答するのが当たり前と考えられているから!
つまり、歴史や社会などの人名や固有名詞を漢字でしっかり覚えているのが当たり前!
言うまでもなく、ひらがなの回答は減点の対象になりますね!
大学の入試を控えた受験生の皆さんは、歴史や社会などの教科の暗記をする際には、必ず漢字で書けるようにしておくことが必須と考えておきましょう。
ひらがなで回答した場合の採点の基準は?
歴史や社会などの教科の問題において、人名や固有名詞などをひらがなで回答した場合、高校入試なら漢字解答の指示があるものに関しては必ず、大学入試なら指示などなくてもほぼ減点されてしまうということはご理解いただけたと思います!
そのうえで、さらに受験生が気になってくるのが、「どれぐらい減点されるのか?」ということではないでしょうか?
つまり、漢字で解答が出来ずにひらがなで解答欄を埋めた場合、1〜2点の減点で済むのか、はたまたその問題自体が全て不正解となってしまうのか・・・?
実は、この疑問に対してはっきりと「こうだ!」と言い切ることはできないんですね・・・。
何故なら、高校でも大学でも、入試においては採点基準というものが公開されていないんです。
採点基準は学校ごとに決定される事柄であり、各学校によって異なるんですよね・・・。
ただ、これまでの入試の傾向から考えていくと、合格するのが難関とされている学校ほど採点基準が厳しいのは確かですね。
いわゆる難関校を目指している受験生は、歴史や社会などの人名や固有名詞はもちろんのこと、その他の教科でも漢字できっちり解答できるようにしておかなければならないということは、しっかりと念頭に入れておきましょう!
入試でのカタカナ回答にも注意が必要!凡ミスももちろん減点される!!
これまでの説明から、入試における歴史や社会などの教科の人名や固有名詞などは、ひらがなではなくきっちりと漢字で書ける様にしておかなければならないということはお分かりですよね!
つまり、受験勉強では、解答用紙にきちんと漢字で表記できるようにまでしておくことが大切なんですね。
ですが、入試においては、社会や歴史(場合によっては理科なども)といった教科の解答は、漢字だけでなくカタカナで回答するものだってあります。
例えば歴史人物の人名だって、世界史の場合はカタカナで回答することが多いはず!
実は、入試ではこのカタカナでの回答にも注意が必要になってきます!
カタカナって、表記に癖が出やすい文字ですよね。
具体例を挙げるとすれば、「ツ」「シ」「ソ」「ン」など。
上記は書き方によっては見間違うこともある文字なんです!
入試当日に、焦って書いたカタカナが癖字によって誤回答と判断され、減点されることもあるんですよ!
入試においては、凡ミスで減点されることだけは絶対に避けたいものです!
受験生の皆さんは、漢字だけでなくカタカナの人名や固有名詞も要チェックしておきましょうね。
入試でひらがなは減点対象?採点基準をどうなるの?受験生の疑問を解決!【まとめ】
入試における歴史や社会といった教科の人名や固有名詞などは、高校入試でも大学入試でも、ひらがなではなくきっちりと漢字で書ける様にしておきましょう!
高校入試では漢字で書くように指示される場合がありますし、大学入試では漢字表記での回答が当たり前と考えられていて、両者とも減点の対象になってしまいます。
受験勉強の時から、暗記事項は頭の中で理解しておくだけでなく、実際に回答用紙に漢字で書けるかというところまで、徹底しておくことが大切ですね。
また、カタカナで表記する人名や固有名詞も要注意!
癖字や誤字といった凡ミスで減点されることがないように、普段から気をつけるようにしておきましょう!