ソメイヨシノを庭に植える方法！庭に桜の木を植えない理由とは？
春になると、公園、学校など街のいたるところで見かけるソメイヨシノ。
しかし、自宅の庭に咲いているのは意外と見かけることがありません。
なぜなのでしょうか。
そして、そんなソメイヨシノを自宅で楽しむ方法はあるのでしょうか。
今回はそんなソメイヨシノを庭に植える方法や、庭にソメイヨシノが植えられていない理由などについて解説していきます。
Contents
ソメイヨシノを庭に植える方法
サクラにはソメイヨシノやカンザクラ、フゲンゾウ、カワヅザクラなど多数の種類が存在します。
早咲きのものは2月ころから開花し始めます。
しかし多くの品種は3月～4月にかけて見頃を迎えるのが特徴です。
サクラは意外と栽培難易度が低く、初心者でも挑戦しやすい木と言われています。
春になって美しい花を咲かせるのを楽しみに育てている人もいるといいます。
ここでソメイヨシノなどを育てるときの注意点については次項で説明します。
土づくりについて
桜の木は水持ちがよく、栄養が豊富に含まれている土を好みます。
赤玉土、鹿沼土、川砂、腐葉土、黒土などを混ぜて土を作るのがいいといわれています。
植樹の方法
サクラの植樹は、一年で一番寒い時期を避けた11月・12月上旬・2月下旬・3月中旬に行います。
基本的に落葉している間に植樹するのがおすすめです。
苗木よりも少し大きく深く穴を掘り、植え付けをするといいでしょう。
日当たりのいい場所でたっぷりと水やり
サクラの木は日当たりがよく、風通しのいい場所を好みます。
しかし、風が強すぎてもいけないので、サクラをプランターなどの鉢植えで育てる場合は、たっぷりと水をあげ、室内だけでなく、外に出して育ててあげるといいでしょう。
庭木に桜を植えるデメリット
しかし、実際にソメイヨシノを庭に植える人というのはあまり聞いたことがありません。
それはいったいなぜなのでしょうか。
本項ではソメイヨシノを庭に植える場合のデメリットをご紹介します。
庭木にソメイヨシノが嫌われる4つの理由
1.根が伸びるので家の基礎を壊す
2.害虫(毛虫・ムカデ)が侵入する
3.枝葉が生い茂ると家に光が差し込まない
4.落ち葉や折れ枝の掃除が面倒、近所迷惑
といった問題点がありますので、ソメイヨシノは庭に植えるよりも、「花見の名所」をたずねたほうがよさそうだともいえるでしょう。
サクラの雰囲気が楽しめる！ガーデニングに向いている木
今までサクラを庭に植える場合を見てきましたが、ソメイヨシノを庭に植えるのは意外と難易度が高いということがわかってきました。
では家の庭でもソメイヨシノなどサクラの風情を楽しもうと思ったらどうしたらいいのでしょうか。
本項では家の庭に植えることができる、ソメイヨシノの雰囲気を楽しめることができて育てるのも容易な木をご紹介します。
ハナカイドウ
濃い目のピンクのふわっとした花弁に、芽吹き始めた葉の緑のコントラストが美しいハナカイドウ。
バラ科・リンゴ属の木です。
開花時期は桜より遅く4月中頃から出から出始め全国的に栽培することができ、庭木としても育てやすい部類です。
ハナモモ
八重桜の風情が楽しめるハナモモ。
観賞用に作り出された桃の品種で、名前の通り、華やかな八重咲きのふわふわとした花が美しい庭木です。
江戸時代に作出されているだけであって、日本の気候でも育てることが容易な庭木です。
花色は白や赤、ピンクなどたようです。
ソメイヨシノを庭に植える方法！庭に桜の木を植えない理由とは？【まとめ】
今回は、ソメイヨシノを庭に植える場合の方法やデメリットなどについてご紹介してきました。
ソメイヨシノは鉢植えなどで育てるのは簡単そうですが、家の庭に植えて育てるのは意外と難しそうです。
しかし世の中にはサクラによく似た花を咲かせる気もあります。
よって庭に植える木を検討する場合にはサクラ以外の木も検討してみるといいでしょう。