シクラメンを犬が食べたらどうなる?中毒症状と発症までの時間・対処法

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「うちの犬がシクラメンを食べた!どうしよう?!」

このように心配している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

実はシクラメンは、犬にとって非常に有毒であり、食べた場合は早急な対応が必要です。

 

 

この記事では、シクラメンの有害成分による中毒症状や発症までの時間、そして緊急時に取るべき対処法について詳しくご紹介します。

 

 

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シクラメンを犬が食べたらどうなる?

シクラメンは、その美しい花で知られる観葉植物です。

しかし、その魅力的な見た目とは裏腹に、シクラメンは犬にとって非常に危険な植物です。

シクラメンに含まれる有害成分であるシクラミンは、犬の体に深刻な中毒症状を引き起こすことがあります。

特に根や球根には高濃度のシクラミンが含まれており、犬がこれらの部分を食べてしまうと、より深刻な中毒症状を引き起こす可能性があります。

シクラメンを家の中や庭に置いている家庭では、犬が誤って食べてしまわないよう、注意が必要です。

犬は好奇心旺盛で、新しいものや異なる匂いに対して興味を示すことが多いため、シクラメンの葉や花を噛んだり食べたりする危険性があるからです。

 

 

シクラメンによる中毒症状と発症までの時間

犬がシクラメンを食べた場合、どのような中毒症状が現れるのでしょうか。

主な症状としては、嘔吐、下痢、よだれ過多、食欲不振、腹痛、興奮状態、痙攣などが挙げられます。

これらの症状は摂取量や個々の犬の体質によって異なります。

特に、大量に食べた場合や小型犬の場合には重篤な症状を引き起こすことがあり、最悪の場合は命に関わることもあります。

シクラメンを食べた後、中毒症状が現れるまでの時間は比較的短く、通常は数時間以内に症状が現れ始めます。

そのため、犬がシクラメンを食べたことに気付いた場合は、早急に対応することが重要です。

 

 

犬がシクラメンを食べた場合の対処法・応急処置

もし、犬がシクラメンを食べた場合には、以下の手順に従って迅速に対応しましょう。

 

獣医師に連絡する

まず第一に、すぐに獣医師に連絡して、状況を説明し、指示を仰ぎましょう。

獣医師の指示に従って、必要な処置を行うことが最も重要です。

 

嘔吐を誘発しない

シクラメンを食べた直後に嘔吐を誘発しようとするかもしれませんが、これは獣医師の指示なしでは行わないでください。

場合によっては嘔吐が逆効果となることがあります。

 

犬を安静に保つ

犬が興奮状態にある場合は、安静に保ち、できるだけストレスを与えないようにしましょう。

また、水分を摂取させることも重要ですが、無理に飲ませることは避けてください。

 

獣医師の診察を受ける

できるだけ早く獣医師の診察を受け、適切な治療を行ってもらいましょう。

治療には、点滴や解毒剤の投与が含まれることがあります。

 

 

シクラメン中毒の予防策

シクラメン中毒を予防するためには、まず犬がシクラメンに接触しないようにすることが最も効果的です。

以下の予防策を講じてみましょう。

 

シクラメンを手の届かない場所に置く

犬がジャンプしても届かない、高い場所や閉鎖された部屋にシクラメンを置くことで、誤食のリスクを減らせます。

 

代替植物を選ぶ

観葉植物としてシクラメンを育てる代わりに、犬に安全な植物を選ぶことも一つの方法です。

例えば、ペペロミアやスパイダー・プラントなどは犬に無害とされています。

 

犬の行動を監視する

特に子犬や好奇心旺盛な犬の場合、室内や庭での行動を監視し、危険な植物に近づかないよう注意しましょう。

 

 

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シクラメンを犬が食べたらどうなる?中毒症状と発症までの時間・対処法【まとめ】

シクラメンは、その美しい外観とは裏腹に、犬にとって非常に危険な植物です。

誤って食べてしまった場合、中毒症状が現れるまでの時間は短く、迅速な対応が求められます。

昨年の冬、我が家の愛犬レオがシクラメンの花を食べてしまったことがありました。

帰宅した時、レオはぐったりとして元気がない様子でした。

慌てて動物病院に連れて行くと、シクラメンに含まれるシクロミンという毒素が原因だと判明しました。

獣医師によると、吐き気や下痢、さらには心臓や神経系への影響があるとのことでした。

幸い、早期の治療が功を奏してレオは無事回復しましたが、以後シクラメンは家の中に置かないようにしています。

飼い主としては、シクラメンの有害成分や中毒症状について理解し、緊急時には適切な対処法を取ることが大切です。

また、日常生活の中で予防策を講じることで、愛犬を守ることができます。

シクラメンの危険性を認識し、適切な対応を心がけましょう。