牡丹の植え替えの時期やタイミングは?その方法や注意点を解説!
最近、鉢植えの牡丹の元気がないということはありませんか?
とても気になりますよね。
植え替えをする必要はあるのでしょうか?
牡丹に元気がない理由は他にもあるのでしょうか。
この記事では、牡丹の植え替えの時期やタイミング、植え替えの必要性や植え替え方法と注意点を解説していきます。
鉢植えと地植えの水やりのポイントもご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
Contents
牡丹に植え替えは必要あるの?
基本的に牡丹は植え替えを好まない植物です。
なので、一度植えつけたら植え替え作業は不要です。
牡丹の鉢植えは、根が詰まってくると、株に元気がなくなってくることがあります。
この場合、一回り大きな鉢に植え替えてあげる必要があります。
それ以外は植え替えの必要はありません。
牡丹の植え替えの時期やタイミングは?
鉢植えの場合、鉢に根が回り、水はけが悪くなってきたら、地植えにするか、若しくは一回り大きな鉢に植え替える必要があります。
時期は9月~10月頃がおすすめです。
注意点として、活動期である2月~8月の時期に植え替えをすると、枯れてしまう可能性があるので注意してくだい。
牡丹の植え替え方法
ここでは、鉢植えの牡丹を一回り大きな鉢に植え替える方法をご紹介します。
植え替えに使う土は、赤玉土5、腐葉土3、川砂2の割合で混ぜます。
植え替えの際は、下の方の土を3分の1ほど落とし、用意した一回り大きい鉢に植え替えてください。
鉢植えの牡丹の水の与え方
鉢植えの牡丹に必要な水の量は、季節や株の成長によって違います。
鉢植えの牡丹の水やりは、数日に1度で足りるときもあれば、1日に2回必要なときもあります。
鉢によって適した水やりの間隔が違うこともあります。
なので、最初は土の表面が乾いているときに、水やりをするようにしましょう。
鉢植えの牡丹の水やりに適しているのは朝です。
水の量は、土全体が湿る程度が適量です。
鉢の上部のウォータースペースに溜まる位に水を与えないように注意してください。
植えつけた直後は、土が柔らかく、苗木が不安定なので、ジョウロの小さい穴がたくさん空いた注ぎ口のハス口を下に向け、優しく水を浴びせるようにかけます。
苗が育ってきたら、水が葉にかからないよう注意して、株元に軽く水を与えます。
ただし、春から夏の終わりまでは、土が乾いたらたっぷり与えてください。
土の表面が白っぽい場合や開花期に葉が垂れていたら、水やりのタイミングです。
鉢植えの土は、鉢のサイズが小さいほど、乾燥しやすいです。
一定の条件で決まった量の水やりを何度か行うことで、土が乾燥してくる様子が分かるようになります。
その様子を見て、水やりの周期を決めることをおすすめします。
地植えの牡丹の水やりの方法
地植えの牡丹は、他の植物と違い、水やりの際は配慮が必要です。
牡丹の苗木のほとんどが、芍薬(しゃくやく)を台木にした接ぎ木苗です。
植えつけ後、年数が浅い牡丹は、根が十分に成長していない可能性があります。
なので、乾燥に強いという牡丹本来の性質が発揮されるようになるには、植えつけ後、5〜10年位経ち、牡丹の根が地中に広がり、芍薬の根が必要なくなる頃からです。
苗木が、その段階に到達するまでは、鉢植えと同じように土の表面が乾いたら軽く水を与えることを心がけてください。
牡丹の植え替えの時期やタイミングは?その方法や注意点を解説!【まとめ】
地植えの牡丹には植え替えの必要はありません。
ですが、鉢植えの場合、根が詰まり、元気がないときは、一回り大きな鉢に植え替える必要があることが分りました。
植え替えに適した時期は9~10月で、2~8月に植え替えをすると、枯れてしまう可能性があるので、焦らずに時期を待ち、牡丹の植え替えをしてくださいね。