牡丹の育て方!地植えにする時期や植え方の手順、成功させるポイント
牡丹を育ててみたいけど、牡丹の育て方が分からない!
そのような方はいらっしゃいませんか。
この記事では、牡丹の育て方について、地植えで育てる際の時期や植え方、栽培管理の方法を解説します。
牡丹を育てるのは難しいと思われがちですが、意外と簡単です!
ぜひ、参考にしてください。
Contents
牡丹を地植えにする時期と苗木の選び方
牡丹を地植えにする時期は、9月中旬から10月下旬が適しています。
牡丹の苗木を植えるのに適した時期が近くなると、ホームセンターに苗木が出回り始めます。
牡丹の苗木を植えるのに適した時期は、暑さが落ち着く9月中旬から10月下旬です。
その頃になると、店頭に苗木が並び始めます。
牡丹の苗木の選び方は、接ぎ木苗で品種が確実なものがおすすめです。
そして、台木とよばれる根に近い部分から芽が伸びておらず、太い茎と生き生きとした芽が出てる苗木を選びましょう。
牡丹を地植えする場所と土作り
牡丹を地植えにする前に、植える場所を準備しましょう。
牡丹の地植えは、植える場所をしっかり整えることが、牡丹の育て方の成功への近道です。
牡丹を植える場所は、水はけがよくて日当たりのよい場所を選んでください。
地植えは、苗木を植える作業そのものより、植える場所の整備に手間と時間がかかります。
なので、植えつける2週間前には、土作りを始めることをおすすめします。
植える場所を作るために準備するものは、シャベルやクワなどの掘る道具、腐葉土もしくは堆肥です。
植える場所の土作りの手順
1、植える場所の雑草を抜き、シャベルやクワを使い50cmを目安に耕します。
2、掘り上げた土に腐葉土もしくは堆肥を3割ほど加え、よく混ぜます。
3、【2】を2週間寝かせます。
できれば、【2】までの作業は、7月中に済ませておいてください。
すると、苗木を植える9〜10月になると、土がしっかりなじんできます。
なお、土が過湿状態になるのを防ぐためにも、植える場所をレンガなどで囲い、地面から15cm位高くなるように土を盛るのもおすすめです。
地植えの作業に必要なものと植え方
牡丹を植える場所ができたら、次は牡丹を地植えにしましょう。
地植えの作業に必要なものは、苗木、剪定バサミ、木酢、シャベル、ジョウロです。
牡丹を地植えにする手順
1、 苗木の接ぎ木部分の近くの1〜2芽を残し、幹を短く切ります。
2、【1】を殺菌及び病害虫予防のため、木酢20倍液に30分位浸します。
3、土作りをした場所に直径30〜40cm、接ぎ木部分が10cm位埋まる深さの植え穴をシャベルで掘ります。
4、植え穴に苗木を入れて土で覆います。このとき、少し山になるように盛ってください。
5、植えた苗の周りに緩効性肥料を施し、表面2〜3cmの土と浅く混ぜ合わせてください。
6、土が湿る位に水を与えます。
7、土の乾燥を防ぐために、わらや腐葉土などで株元を覆います。
地植えを成功させるポイントは、苗木の接ぎ木部分が必ず隠れるように土で覆うことです。
牡丹の水やりのポイント
地植えの牡丹はほとんど水やりの必要がないのですが、真夏は必要なときもあります。
牡丹は乾燥を好みます。
地植えでは、真夏以外は水やりの必要はありません。
真夏に晴天が続く場合、日没後から朝方にかけて、少量の水を地中に行き渡らせるように与えてください。
牡丹の育て方!地植えにする時期や植え方の手順、成功させるポイント【まとめ】
牡丹の育て方や、地植えにする方法は意外と簡単なことが分りました。
そして、苗木を買ってきても、直ぐに植えることができないことも分かりました。
なので、牡丹の苗木が出回り始めるまでに、植える場所を準備することをおすすめします。
そして、苗木が出回る時期が来たら、お気に入りの苗木を見つけ、牡丹の栽培にチャレンジしてくださいね。