夏野菜の効果を活かした食育!夏バテ防止に効く栄養素とは?
食というのは生きる上ではもっとも基本的で、他のすべての活動の根源となる要素です。
衣食住のうち、食というのが最も生命の維持に欠かせません。
そういう訳で近年では「食」に関する知識と「食」を選択する力を養うことを目的とした「食育」に注目が集まっています。

今回の記事はそんな食育に関する内容として、夏野菜の効果について解説します。
ぜひこの記事を参考にして、食育を実践していきましょう。
Contents
近年話題の食育とは
体育、徳育、知育。
これらは人間が生きていくうえで必要なものを養う教育の一種です。
しかし、これらの活動を行うための根源になっているのが「食」です。
そして、近年多様化しているその「食」に対して、正しいものを選び取る知識を養う教育である「食育」が注目されています。
夏こそ食育!栄養が大事
日差しが強く、蒸し暑い夏。
夏バテなど暑さに関する体調不良も起こりやすい季節です。
そして、そんな暑い夏にはそうめんなどのあっさりとした麺類が食べたくなります。
そうするとどうしても栄養が偏りがちになります。
そんな時、栄養のバランスを正してくれる効果があるのが夏野菜なのです。
効果抜群!夏野菜の栄養
夏野菜というのは、夏の体に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
例えば、抗酸化作用があり、真夏の紫外線から肌を守るβカロテンやビタミンa、また乾燥から体を守る水分も多く含まれます。
そしてなんといってもカリウムには利尿作用があるので、体にこもった熱を体外に排出してくれる効果も期待できるのです。
代表的な夏野菜の効果とその栄養素
次に代表的な夏野菜の効果や含まれている栄養についてご紹介します。
キュウリ
キュウリはそのほとんどが水でできています。
よって、水分補給に効果があります。
またカリウムが豊富に含まれておりますので、利尿作用があり、ナトリウムの対外排出による高血圧の予防、むくみなどの解消、体温を下げる効果も期待できます。
ゴーヤ
ゴーヤは苦みがある夏野菜で、シャキシャキとした食感が特徴です。
そんなゴーヤには食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンcなどの栄養素が多く含まれています。
また、なんといっても特徴的なのが「モモルデシン」という苦み物質です。
この苦み成分は、食欲を増進してくれる効果があるといわれています。
枝豆
枝豆というのは熟す前の状態で収穫された大豆のことを言います。
塩で湯がいて食べるのがおいしい夏の味覚です。
そして、その栄養が豊富なことでも知られています。
含まれる主な栄養素は体を作る効果がある、タンパク質、美容に効果があるイソフラボン。
また夏バテの防止や疲労回復にも効果があるビタミンb群も含まれています。
モロヘイヤ
最後にご紹介するのは夏野菜でもネバネバが特徴の葉物野菜、モロヘイヤです。
モロヘイヤはβカロテンが豊富でほうれん草の2倍以上の含有量を誇ります。
またモロヘイヤのネバネバ成分はペクチンと言って水溶性の食物繊維です。
ペクチンには善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。
夏野菜を使った食育メニュー
最後に夏野菜を使ったおすすめメニューをご紹介します。
夏野菜の浅漬け
まずは夏野菜を調味液で漬け込んだ浅漬け。
キュウリやトマトなどを塩で揉んでつけると程よい食感が残った夏にぴったりのさっぱりとした漬物が完成します。
ゴーヤチャンプルー
こちらも夏野菜を使ったおすすめのメニューです。
ゴーヤチャンプルーにはゴーヤのビタミンc、葉酸などの栄養素が多く含まれています。
また、豚肉などのおかげで適度なたんぱく質が摂取できることもおすすめの理由です。
夏野菜の効果を活かした食育!夏バテ防止に効く栄養素とは?【まとめ】
今回は、夏野菜の効果ということで、食育に目的に、その栄養素や、効果食べ方についてご紹介してきました。
夏野菜は夏を乗り切るのに欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
ぜひこの記事を読んで夏野菜の知識をつけ、おいしく食べて夏を乗り切りましょう。