夏野菜はいつ植える?植え付け時期から収穫までの期間を種類ごとに解説
その名の通り夏に旬を迎える夏野菜。
家庭菜園を作って育てる方も多いはずです。
そして、これから夏野菜を育てたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそんな、夏野菜初心者のために種や苗をいつ植えるか、また野菜の種類別にいつ植えるかなどについて解説します。
Contents
夏野菜はいつ植える?最も適した時期とは
夏野菜を育てたいのですが、一体いつ植えるのがいいのでしょうか。
本項では夏野菜を植えるのに適切な時期を、種類ごとに解説します。
夏野菜は下記の時期を参考に植えましょう。
トマト
夏野菜の代表選手であるトマト。
種を植える時期は4月ころ、この時期は遅霜の心配がなくなる時期で夏野菜を植えるのに最適な時期だといわれています。
そして収穫時期は、6月から9月にかけてと比較的長い期間楽しめます。
ナス
ナスは暑さに強く、また害虫にも強い夏野菜です。
品種は、中長ナス、長ナス、丸ナス、水ナスなど大きく分けて4つあります。
植え付けの時期は4月下旬~5月中旬が目安で、種まきから収穫までの期間は約3か月です。
ピーマン
ピーマンも夏の暑さに強い、唐辛子の仲間の夏野菜です。
こちらの植え付け時期は5月中旬から6月上旬が目安で、種まきから収穫までの期間は約3か月ほどです。
ゴーヤ
ゴーヤはつる性の植物で旺盛に育ちます。
こちらは沖縄で有名な夏野菜でチャンプルーなどにして食べます。
植え付け時期は5月中旬から6月上旬が目安で、種をまいてから収穫までの期間はおよそ3か月ほどです。
こちらも暑さや害虫に比較的強いです。
夏野菜を植えるときの注意点
夏野菜をいつ植えるかについては前項で解説しました。
次は夏野菜を植えるにあたって、どのような注意点があるのか見ていきましょう。
購入した苗はすぐに植えてはいけない
夏野菜の苗はホームセンターなどで買ってきて植えると思います。
その苗というのはビニールハウス内で育てています。
そのような温室育ちの野菜の苗を、いきなり昼夜の寒暖差がある露地に植えてしまうと苗が風邪をひいてしまいます。
購入した苗は、軒下で2~3日程度、外気温に慣らすのがいいでしょう。
定植は暖かく風の吹いてない午前中に
定植というのは苗を畑やプランターに植える行為を言います。
前述の通り、急に温度差がある環境に夏野菜を植えると生理障害を起こす要因になります。
また、風の強い日は苗が風にあおられ、成長に悪影響を及ぼします。
支柱などを作って支えてあげましょう。
植えた後の水やりは基本的に必要なし
定植の2時間ほどまえにたっぷりと水分を与えれば、定植後の水やりはほとんど必要がありません。
夏野菜をおいしく育てるためのポイント
最後に夏野菜をおいしく育てる方法についてご紹介します。
どのように野菜を育てたらおいしい野菜ができるのでしょうか。
野菜の甘みがでる育て方
おいしい夏野菜の秘密は「甘味」です。
例えば、トマトなどの甘みを出すためには環境のストレスが必要です。
寒暖差や、水のあげ方などを工夫することによっておいしい野菜に育つのです。
収穫時期を見極める方法
収穫時期の見極めというのはおいしい野菜を育てるために重要です。
例えば、ナスの食べごろは肌がピンと張っている状態が最もいいとされています。
またトマトは色づき始めたら早めに収穫して室内で熟成させることで、甘みと酸味のバランスが整うといわれています。
このようにそれぞれの植物に適切な育て方があるのです。
夏野菜はいつ植える?植え付け時期から収穫までの期間を種類ごとに解説【まとめ】
今回は夏野菜をいつ植えるのかというテーマで、おいしい夏野菜の育て方について解説してきました。
夏野菜というのは非常においしく人気の高い野菜です。
ぜひ今回の記事を参考においしい夏野菜を育ててみてください。