夏野菜の水やり頻度はどれくらい?真夏の注意点と栽培ポイントを解説
家庭菜園を作って、さまざまな野菜を育てるのは楽しいものです。
特に夏野菜は味もよく、カラフルで栄養満点。
そして、なんといっても自分で育てることによって、スーパーなどで野菜を買うことも少なくなり非常に経済的で、昨今の物価高の折、お財布も優しいです。

今回はそんな夏野菜を作る際の注意点、特に水やりの仕方、頻度、などについて解説します。
また、家庭菜園で育てるおすすめの夏野菜もご紹介します。
Contents
夏野菜の栽培ポイント
夏野菜を育てるために重要なことは何でしょうか。
それはなんといっても、いい土や水、日の光というのも重要な要素です。
そんな夏野菜を育てそれらをいい状態に維持するためには、水やり、雨対策、暑さへの対策というのは重要な要素になります。
本項では、そんな夏野菜の育て方について解説します。
雨は避けましょう
夏野菜は意外にも雨には弱いです。
よって家庭菜園で育てる上で雨対策は必須になります。
一方で植物は風通しがいいところを好みます。
よって、夏野菜を栽培する場所は、雨を避け、風通しがいいかつ日当たりがいいところを用意する必要があります。
適切な水やりの方法
雨は避ける必要がありますが、夏野菜の栽培には多くの水が必要です。
しかし、暑い時間帯に水やりを行うことは夏野菜に良くない影響があるといいます。
よって、夏野菜の水やりの頻度は一日に2回。
朝夕の涼しい時間に行いましょう。
暑さや乾燥は注意
夏野菜は基本的に夏の野菜なので暑さには強いですが、暑すぎる環境や乾きにはあまり強くありません。
特に真夏の強い直射日光は夏野菜の生育に悪い影響がありますので、程よい日陰を作ってあげることが重要です。
また、夏は日射による乾燥にも注意が必要になりますので涼しい時間に水やりをしましょう。
夏野菜の水やり頻度と真夏の注意点
次に真夏の水やりについての注意点、そして頻度などについてもう少し詳しく見ていきましょう。
適切な水やりを行うことでおいしい夏野菜が育ちます。
真昼の水やりはNG
7月、8月の日中は一年で一番太陽が照り付ける時間になります。
そんな炎天下で土に水を与えると土の温度も上昇し根を痛めてしまう原因にもなります。
適切な水やり頻度と時間帯
では、いつ水やりを行うといいのかというと、朝は9時ころまで、夕方は16時ころまで、一日2回位の頻度で行うといいでしょう。
土の表面だけを濡らさないようにする
真夏の炎天下は気温が高いので、表面だけ水を濡らすと土の表面がすぐに乾いてしまいます。
よって表面だけ水をかけても根まで十分水が届かないので、しっかりと土が湿るようにしましょう。
逆に過度な水やりはNG
夏野菜に水をあげるのは大事なことですが、逆に過度な水やりもよくないのです。
過度な水やりをしても植物の根を傷つける原因になります。
土壌に適度な水分が含まれているかを確認する方法もあります。
土を10cmほど掘ってみて黒く湿った土が出てきた場合、水はもう十分であるという証拠です。
家庭菜園におすすめの夏野菜は?
最後に家庭菜園におすすめの夏野菜についてご紹介します。
トマト
トマトは生で食べてよし、ソースなどを作ってもよしの夏野菜の代表選手です。
種類も多く、赤や黄色、オレンジ、そしてミニトマトなどいろいろ選べるのも特徴です。
種まきから収穫まで3か月ほどですので、初心者におすすめです。
キュウリ
キュウリは非常に生育が早い野菜です。
花が咲いてから、およそ一週間ほどで収穫できます。
茎がつるになっている植物なので、ネットなどに這わせて栽培するといいです。
種を植えてから収穫まで2か月ほどです。
オクラ
ネバネバの野菜の代表格。
オクラは暑さも強く害虫にも強い夏野菜です。
こちらは植え付けから2か月ほどで収穫できますので、初心者にもおすすめです。
夏野菜の水やり頻度はどれくらい?真夏の注意点と栽培ポイントを解説【まとめ】
今回は、夏野菜の水やりの頻度はどのくらいかということで、夏野菜を自宅で栽培する場合の注意点や、おすすめの夏野菜をご紹介してきました。
夏野菜は本当においしいくて、家庭菜園でもおすすめです。
ぜひ、家庭菜園で夏野菜を作って今年の夏は、夏バテ知らずで過ごしましょう!