蛍の時期に鹿児島で見逃せないスポットは?幻想的な光の舞をご紹介
日本の夏の風物詩である蛍はその儚い求愛の光で見る者の心をひきつけます。
そしてそんな蛍の季節は当然南の方からやってきます。
4月の半ばに観測をすることができる沖縄からおよそ2か月半の時間を北海道まで基本的に日本全国で観測することができます。

そこで今回は、比較的早い時期に蛍と見始めることができる鹿児島の蛍について見ていこうと思います。
今回は鹿児島の蛍の時期や観測スポットについてご紹介します。
Contents
蛍の時期、鹿児島での見頃はいつ?
蛍の時期は、桜と同じように南の方から北上します。
本項ではそんな鹿児島の蛍の時期について解説します。
鹿児島の蛍の時期は、全国でも特に早い方で、4月末には出現し始めます。
そして、5月中旬から、6月上旬に見ごろが続きます。
まさに東北で桜が咲き始めるか否かという時期に鹿児島では蛍を見ることができるのです。
そんな日本でも有数の早さを誇る鹿児島の蛍。
全国でも有数の名所も多いです。
次項では鹿児島の蛍の名所をご紹介します。
鹿児島の蛍のおすすめ鑑賞スポット
さて、鹿児島の蛍鑑賞スポットにはどのようなところがあるのでしょうか。
蛍の時期に見逃せないスポットをご紹介していきます。
丸池公園(鹿児島県姶良郡湧水町)
鹿児島県は姶良郡湧水町。
霧島山麓にある丸池公園は、環境庁の「日本名水百選」にも選ばれた美しい湧水、丸池湧水を中心とした公園です。
この澄み切った池には遊歩道などが整備されていて、自然発生する美しい蛍の光を楽しむことができます。
ひらぼうほたるの里(鹿児島県鹿屋市)
ひらぼうほたるの里は輝北ダムの下流大島川沿いに位置する自然公園です。
そんなひらぼうほたるの里周辺にはゲンジボタルが自然発生しています。
そして近くにある平房活性化センターには蛍がよく見られる場所が案内板にまとめられていますので確認してから散策を始めるのがいいです。
またこの場所では、毎年ほたる祭りが開催されていて、2kmほどの鑑賞コースが設定されます。
そしてその道中では各所で蛍による求愛の乱舞を楽しむことができます。
川内川さつま町神子地区(鹿児島県薩摩郡さつま町)
さつま町は町の昆虫として「ホタル」を制定しているほど蛍で有名な町です。
蛍が発生するスポット数か所ありますが「奥薩摩」という言葉がぴったりの場所です。
そしてこの場所では「ホタル舟」といって川内川に棹差し舟を浮かべて水上で蛍を眺めることができる風情あふれる、初夏の風物詩があることでも有名です。
蛍のイベント~鹿児島で体験する幻想的な光の舞~
最後に鹿児島で蛍の時期に開催されるイベントをご紹介します。
是非お出かけの参考にしてみてください。
奥薩摩のホタル舟(鹿児島県薩摩郡さつま町)
前項でもご紹介しました、夜の川内川を棹差し舟で下る約40分のホタル観賞を楽しむことができます。
開催時期は毎年5月16日ころから6月1日で、予約の時期は5月上旬からになるようです。
ホタル舟の乗船付き宿泊プランを提供する旅館もあるので、気になる方は直接問い合わせをすることをお勧めします。
ホタルを見る夕べ(鹿児島県鹿児島市)
ホタルを見る夕べは、鹿児島県鹿児島市にあるかごしま健康の森公園ファミリー広場・自然観察園で開催されるイベントです。
こちらのイベントはガイドの方がいるので学びながら気軽に参加することができます。
雨天は中止になります。
荒川ほたるでナイト(鹿児島県いちき串木野市)
荒川川の清流にホタルが舞い飛ぶ時期に開催されるのがこのイベントです。
地元の手作りなのがこのイベントの魅力です。
このイベントでは荒川小学校という地元の学校で行われ、イベントの期間中は荒川小学校児童による荒川太鼓の披露や、地元野菜などの販売会も行われます。
蛍の時期に鹿児島で見逃せないスポットは?幻想的な光の舞をご紹介【まとめ】
今回は鹿児島の蛍の時期はいつかということで、鹿児島の蛍の鑑賞スポットや、蛍の鑑賞イベントをご紹介しました。
蛍は非常に繊細で美しい昆虫です。
鹿児島の蛍の幻想的な光の舞は本当に美しいこと間違いなしです。
ぜひ今年の初夏は鹿児島に蛍を見に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。