豆まきでアレルギーがある人向けの代替品!子どもも安全・安心に楽しめる

スポンサーリンク



節分と言ったら、なんといっても豆まきです。

豆まきでまく豆と言ったら、大豆か落花生が有名です。

そして節分では豆はまいた後に自分の年+1個の豆を食べると、その年の間、病気にならず健康でいられるという願いがこもった風習があります。

しかしそうはいっても世の中には大豆や落花生にアレルギーがあって食べることができないという人もいます。

アレルギーが理由でこんな素晴らしい願いがこもった行事を楽しめないのはとても寂しいことです。

 

 

そこで今回はそんな豆まきをアレルギーを持った人でも楽しむことができる代替品をご紹介していきます。

 

 

スポンサーリンク



なぜ豆まきの豆は大豆なの?

そもそもなぜ、節分には炒った大豆をまくのでしょうか。

生の豆ではだめなのでしょうか。

本項では、豆まきの豆について解説します。

 

なぜ大豆なのか

まず、なぜ豆まきの豆は大豆なのでしょうか。

それには諸説ありますが、大豆には精霊が宿っているとする考え方が有力です。

古来より穀物(米・麦・ひえ・あわ・豆)には精霊が宿っているとされ、五穀の中でも粒の大きい豆(大豆)が鬼を払うのに最適であると考えられていたので豆まきには大豆が使われるようになりました。

また、豆は「魔を滅する。(魔滅)」という言葉の響きから、縁起がいいものとなったとも言われています。

 

炒った豆である必要があるのはなぜなのか

豆まきの豆の面白い風習として、「炒った大豆」を使うというものがあります。

それはなぜかというと、節分の際に生の豆をまき、拾い忘れた豆から芽が出ることは縁起が悪いこととされるからです。

よってせっかく鬼を払ったのに悪い芽が出ないように、豆を炒ってから使うようになってといわれています。

 

東北や北海道では落花生の方が有名

ただし、豆まきの豆は必ずしも大豆にしなければいけないわけでもありません。

東北や北海道などでは大豆の代替として、落花生が主に使われます。

理由としては「殻付きなので豆が汚れずにすむ」「後で拾いやすくて掃除が楽」などが言われています。

つまり、節分の豆は必ずしも大豆を使用しなければいけないわけでもないのです。

 

 

豆まきで大豆アレルギーがある人向けの代替品

世の中には大豆にアレルギーを持つ人もいます。

しかし、そのような方でも豆まきの豆を工夫すれば豆まきを楽しむことができます。

本項ではそんなアレルギーを持つ人のための大豆の代替品をご紹介します。

近年では大豆アレルギーの方も増えてきているようです。

大豆アレルギーの厄介な点は粉末でもアレルギー症状が出るので「食べなければよい」という問題ではないところです。

また、前述した落花生にもピーナッツアレルギーがある方もおられるので気軽に代替できるものではありません。

ではどのような豆を使ったらいいのでしょうか。

そんな時は下記のアレルギーが出にくい豆をお勧めします。

 

<大豆の代替となる豆>

・いなご豆

・ひよこ豆

・きぬさや

・レンズ豆

・小豆

・いんげんまめ

・エンドウ豆

 

特に、小豆に関してはお祝いのお赤飯や冬至の煮物にも使われるように縁起物で厄を払う食べ物だといわれています。

 

 

子どもと豆まきを安全・安心に楽しめる代替品

最後に子どもと豆まきを安全に楽しむにはどうしたらいいかについて解説します。

節分と言ったら豆まきというのは承知の事実ですが、小さい赤ちゃん、お子様がいる家庭では必ずしも豆にこだわる必要もないといわれています。

というのも近年では乳幼児が床にまかれた豆を口にいれてそのまま窒息してしまうというような事故も増えてきており、消費者庁からも「3歳ごろまでは豆を与えないように」という注意が出ているほどなのです。

では、そういう家庭でも安心できる豆まきの方法はないのか。

その一つの答えが豆に必ずしもこだわる必要がないということなのです。

下記に代替品の例を挙げます。

 

<乳幼児がいる家庭でも安心な代替品>

・たまごボーロ

・コーンフレーク

・簡単にかみ砕ける小さなお菓子

・ひとくちゼリー

・みかんなどの小さな果物

・丸めた新聞紙

 

このように節分の豆は、やわらかくて安全な食品などに代用できます。

節分の豆まきで最も大事なのは鬼を払って福を呼び込みたいという気持ちなので、気持ちさえこもっていれば豆と同じ効力を期待できます。

 

 

スポンサーリンク



豆まきでアレルギーがある人向けの代替品!子どもも安全・安心に楽しめる【まとめ】

今回はアレルギーがある人向けの豆の代替品についてや、小さいお子様にも安心して楽しむことができる豆まきのアイディアなどをご紹介しました。

節分は伝統行事なので本来であれば古式にのっとって行うのが正しい姿です。

しかし、アレルギーやまだ子どもが小さいことなどいろんな理由で伝統そのままに行事を実施できない場合も多々あります。

しかし、そんな場合でも知恵と工夫で楽しむことができるくらい豆まきは柔軟な行事です。

ぜひアレルギーなどがあってもあきらめず本記事を参考にして節分の豆まきを行ってみてください。

そこには日本の伝統行事にふれる喜びがきっとあるはずです。

豆まき

Posted by miki